日本は南北約3000kmにわたって連なる島国です。
北海道、本州、四国、九州の4つの大きな島と約6850の島じまで成り立っていて、その土地を「領土」と言います。
岸から12海里(1海里は1852m)までの海も領土にふくまれ、領空といいます。
岸から200海里までの海は「排他的経済水域」といい、日本に漁業をしたり資源を開発したりする権利があるのです。
日本の特徴
日本は国土の約4分の3が「山」です。古くから林業が行われています。
日本の周りの海は暖流と寒流が流れ、ぶつかる海域です。様々な魚が取れ良い漁場になるので漁業が盛んです。
そして、「四季」があることも特徴です。
世界の国と比べてみよう
世界には196の国があります。(2019年現在)
日本の面積は約38万㎢で、世界で61番目の大きさです。
日本の人口は約1億2700万人で、世界で11番目です。ドイツ、フランス
などと比べると面積のわりに人口が多いです。
フランス:国土:54万㎢:人口:約6700万人
ドイツ:国土:約36万㎢:人口:約8200万人
イタリア:国土:約30万㎢:人口:約6000万人
日本:国土:約38万㎢:人口:約1億2700万人
こうやって比較すると多いのがわかりますね。
どうして日本というのだろう
飛鳥時代に「日イヅルトコロ」(太陽が昇るところの意味です)の意味で「日本」と呼んでいました。
その後「にっぽん」または「にほん」とよぶようになりました。読み方はどちらを用いてもかまいません。
お米はいつから作られているのか
日本人といえば「お米」といってもいいくらい、主食として食べられていますね。
今から約6000年~1万年前に、インドか中国で作られ始めたと言われています。
その後世界各地に広がり、日本には「弥生時代」伝わったというのが有力です。
人々は決まった場所に住んで米作りをして生活するようになりました。
弥生時代の遺跡から、水田の後やコメ作りに使われた道具などが見つかっています。
どうして主食になったのか
米は稲科の植物の実です。
稲が育つには、適度な気温と豊富な水が必要です。
これは日本の気候にあっていました。
米は長い間保存することができ、多くの栄養を含んでいます。
日本の気候に合い、安定してたくさんとれるものです。
だから私たちの主食として欠かせないものとなったのですね。